ナミヤ雑貨店の奇蹟

東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」読了。

なぜこの人の作品はどれを読んでも心躍るのだろう。

 

この時代に東野圭吾がいて本当に良かったと思う。

 

時系列を巧みに並べ替えて進行しているので、終盤になればなるほどあらゆる伏線が回収され面白味が増し、読むペースが上がって行く。

 

残りのページ数が少なくなるに連れて、「期待しているストーリー」の残量とのバランスが取れなくなる。

 

もっと続きが知りたいのに、このページ数では書き切れるはずない、と。 そして案の定、ここで終わるんかい!!!というエンディング。

 

お願いです、続きを教えてください(涙)

 

だから名作なんだろうなぁ。

 

そして、作中の施設で歌ってた松岡克郎。もはや他人と思えず。「えっ、東野圭吾さん、2010年頃にどこかで僕のことを知ってくれた?」なんて思うほど。マツオタカとマツオカだし笑

 

そうなんだよ、ミュージシャンになって久しく、すっかり忘れかけていたけれど、一般家庭に育った子が「ミュージシャンになる」なんて果てしなく馬鹿げた夢なんだよ。幾つもの壁を乗り越えて今がある。支えてくれている人たちへの感謝。それを忘れては行けないと思った作品だった。

 

とにもかくにも続きが読みたい。