読書

君が手にするはずだった黄金について

嘘か真か分からぬエッセイ集がやけに胸に沁みる。 小説家も音楽家も源泉は同じで、辿り着く場所はそれぞれ。 表題の「君が手にするはずだった黄金について」と「偽物」は特に秀逸で、この時代を切り取る名作。 村上春樹のノルウェイの森を読み終えた時と同じ…

君が手にするはずだった黄金について

今読んでいる本、小川哲の「君が手にするはずだった黄金について」 まるでエッセイのようにノンフィクションと錯覚するような短編集。 2011.3.11のことはよく覚えているが、その前日3.10に何をしていたか思い出せない、という視点は斬新で引き込まれた。 僕…

地図と拳

すっかり小川哲氏にハマり、先日購入した東野圭吾作品は読まず、家にあった「地図と拳」の世界へ突入。 満州だなんてロマンチック! 表紙を開いたら直筆サインがΣ(゚д゚lll)

君のクイズ

小川哲「君のクイズ」読了。 「世界はクイズで溢れている」 そう思うと景色がまるで違って見える。 何と緻密で美しいストーリー。 何より衝撃だったのは作者が千葉大学附属小・中学校出身ということ! 僕が大学生の頃、同じ敷地内にいたんだなぁ。辻村深月も…

レモンと殺人鬼

「レモンと殺人鬼」読了! 確かに、このミステリーは凄い笑 そこかっっっ! というどんでん返し。 改めて最初から読みたくなる。 そして「本」の面白さに改めて気付かされる一作。

秘密

東野圭吾「秘密」読破。 すっかり内容を忘れていたが、なぜこの本が15年ほどの断捨離をくぐり抜けて残っていたかが分かった。 また飲んだ熱燗が、目から全部出て行った。 終わり際の数ページがエグい。 泣いた後にもう1回泣かすかね! それが「秘密」なのか。…

東野圭吾

Amazonからの村上春樹待ちで読んでいた東野圭吾の秘密と、「妻、小学生になる。」の設定が被っているのも奇跡的で、今夜は目を腫らしたまま秘密の続きを読む。 東野圭吾作品はテレビドラマを活字で読んでいるようで、村上春樹春樹作品はお酒のアテに文字のシ…

1973年のピンボール

本棚からいつの間にか無くなっていたから買い直した。 今夜の熱燗のお供に。 #村上春樹 #1973年のピンボール #ハルキスト

ハルキスト

みんな同じさ。 何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何も持てないんじゃないかと心配してる。 みんな同じさ。 #村上春樹 #風の歌を聴け